雨上がり


 僕は寂しかった、僕の好きなものが消えていきそうで。
 僕の大切な人たちが、どこか僕の知らないところにいってしまうようで。


 雨。
 


 ひとり逃げ出した。



 そんな僕をみつけてくれたのは、君だった。



 ありがとう。
 ごめんなさい。



 どっちも、僕の台詞だ。




 もう、僕は、僕じゃない。
 そして、僕は、僕になる。
 君に出会えたから。
 僕に会えたから。



 この雨上がりの街で。



 君は僕、僕は、自分が信じられないのかな。
 僕は君、君は、自分が信じられないのかい。






 いつだって寂しかったあの日々を、懐かしむことはもうしない。












 たまにしか。



 ※ドッペルゲンガーにあったわけじゃないですよ。
 ※改行多すぎで、痛ましさ炸裂ですね。
 ※一部のアフォな子で、すみません。
 ※時代的にアレな方に最適な表現にてお送りしました。
 ※いろいろアレがソレでナニだけど、ま、そゆことで。