フリップ式携帯電話機の復活がくる

 最近のケータイデザインをみると、どんどん丸くなってきています。
 流行学的観測からすると、色や形などには周期性があるため
 いま丸っこいラウンドフォルムが好まれるているということは
 次はソリッドでスクウェアなものが市場にうけいれられるだろうと
 予測がおこなえます。
 そして、フリップ式の携帯電話端末の復活が近づいているのではないでしょうか。


 携帯のデザインを大きくわけると
 現在主流の折りたたみ型のクラムシェルと
 talbyINFOBAR のようなストレート型のものがあります。
 最近はデザインへ変化をつけようと
 W31SW31SAW22H、のようなスライド式のものが
 目立つようになってきました。


 もうそろそろフリップ機構型の携帯電話や
 ボタンのないタッチパネル携帯電話などが
 デザイン携帯やコンセプトモデル的に
 登場するのではないでしょうか。


 そして、僕が一番復活を望むのは
 歩測計機能搭載の健康携帯です。
 現在の技術を組み合わせると
 体脂肪率、骨密度、ストレスチェックなど
 機能強化の実現がおこなえることでしょう。


 あと、ダメ押しで GUI ではエージェント機能。
 多機能化し、複雑化した携帯の機能を
 ステップアップでチェートリアルしたり
 日常でもニュースチェッカーであったり
 メールクライアントと連動するなど
 キャラクターがお世話してくれるというものです。
 PCエンジンでいうと、ロルフィーちゃんのような。
 もっといえば、何か、伺かを彷彿とさせるような…
 マイクロソフトのオフィス関連ソフトに登場する
 マイクロソフトエージェントのようなものが
 携帯の GUI にも実装されるのではないでしょうか。
 もう友達がいなくても大丈夫。
 これからは AI 機能搭載の携帯エージェントが
 音声でニュース拾い読みしたり、充電しわすれると
 「お腹がへった〜」とか、会社のパソにスパミングしてくれたり、
 使用者に「当月の支払い状況についてご確認したいのですが」と電話をかけてきたり、
 「昨日ご閲覧されていたエロサイト、あれ料金1万円でいいですよ」と
 メールを送ってくれたり、
 何かとかわいらしい行動をとってくれることでしょう。
 もちろん、エージェントには隠しパラメーターがあり
 使用状況によっては親密度があがり、フラグたっちゃいます。
 だんだんエージェントの頬が赤くなってみたり
 ボーイッシュだった言葉遣いがおにゃにょこっぽくなったり
 伝説の樹の下や、伝説の鐘の下に呼び出されて
 GPS 機能をたよりに、そこへたどり着くと告白イベントが発生です。
 おめでとうございます。
 将来は電車の中で、携帯の画面へ接吻するやからも日常的に見受けられます。
 そうした時も「キモスッ! 香具師は携帯の画面とキスしとる!
 チッスよ、チッス、ちゅー、もう変態!」と騒いだり焦らずに
 あなたもポケットから携帯電話をとりだして
 そっと本体をなでてあげましょう。
 画面に表示されたペットエージェントが
 優しく微笑み返してくれたかと思いきや
 自動で本体が折りたたまれて、あなたの手を挟み込みます。
 そこで、あなたは美木原さんよろしくこう言ってください。
 「ムク、やめなさい!」
 飼い犬に噛まれるとは、まさにこの事かっと
 すかさずブログ記事をしたてましょう。
 SNSでの報告も忘れずに。
 これができればかなり高得点です。
 どんどんトラックバックとかコメントしてもらってOKですよ。
 さらにP2Pネットワーク内にいる他のユーザーのペットと
 コミュニケーションさせることで最大101ひきまで仔犬がうまれたり
 モンスターボールを交換することで、151種類まで登場するため
 道端であった携帯を持っていそうな人には積極的に
 「ハアハァ、オンドルラギッタンディスカ!?」と声をかけましょう。
 この場合、「ボケモンゲットだぜ!」と口走ってしまうと
 下心をみすかれてしまうので、注意が必要です。
 このようにして将来はワンダフルライフが送れることでしょう、わんわん!
 俺より強い奴に会いにいく。



 …って、なんの話でしたっけ?