eye's 撮影会取材断念についてのお知らせ

 この度、STUDIO-KISS 主催による中橋由緒さんと emi さんによるユニット
 eye's の 10 月 17 日に予定されていた撮影会に関する取材について
 主催者の KAZU-BON さんから取材拒否をうけました。
 参加者の方から「撮影に集中できない。イベントの楽しさが半減する」という
 指摘があったため、撮影会企画自体が中止に追い込まれる事態になりかねないと
 ご判断いただいたとのことでした。
 一緒に eye's を応援し、記事掲載を楽しみにされていた方には
 ご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ございませんでした。



 そもそも今回の取材についてのお話しは eye's より
 「取材にきてください」というご要望をいただきお引き受けしたものでした。
 eye's と KAZU-BON さんと取材に関する綿密な打ち合わせを行い
 どのようにしたら eye's や STUDIO-KISS ひいては撮影会そのものの楽しさを
 INCOMPLETE や PocketPC FAN のターゲットとする読者層について
 アピールするか話しあわさせていただいていました。
 カメラつき携帯電話やコンパクトデジタルカメラの普及により
 いわゆるモバイラーの購買製品のひとつにカメラがくわわっています。
 ビジュアルメモ用途やレビュー用製品写真撮影にスナップなどを撮影しているうちに
 写真撮影そのもの自体が好きになる方であるとか
 もっと綺麗に、より見る人にアピールしていける表現を求める人がなかにはでてくるのは、ごく当然のことでしょう。
 携帯電話にカメラが内臓されることで、女性が自分撮りをするという
 新しい写真の楽しみ方が定着化しました。
 デジタルカメラの各社の取り揃えられたラインナップの豊富さは言うまでもなく
 ステップアップがしやすい環境にあります。
 まったくのアマチュアからプロ志向、ハイアマチュアなど作品性にこだわりを
 もつといった人たちについても増えて行っていることでしょう。
 PDA 一台とコンパクトデジタルカメラはほぼ同等の値段となっていて
 積極的なデジタル製品の購入層となるモバイラーにとっても
 手がつけやすく、なおかつ魅力的なものとして認識があることではないでしょうか。
 そういった、カメラを趣味にできそうという人に
 もっと撮ること、作品づくりや、共同制作の楽しさをしってもらいたいと
 今回、撮影会取材を試みたいと考えていました。
 そして、それが STUDIO-KISS や eye's の応援につながり
 またみなさまに興味をもっていただければ、どれだけうれしかったことでしょうか。



 取材拒否やそれに付随するものに関しては風評被害の可能性があるかもしれません。
 こちらについては確証はありませんが、今回の一件でそれが浮き彫りになったかのように見えるところがあります。
 独自の情報網による経路では、すでに今回の取材が潰しにかかられているといった未確認情報であるとか、悪い噂について流されているといった匿名による情報提供をいただいていました。
 もし実際にそうだとしたら、信用させていただいていたものを
 風説の流布という、妨害行為による被害をこうむってしまったことになり
 甚だ遺憾であります。



 そのような顛末があり、撮影会取材については断念せざるをえない状況となりました。
 また私どもの心境といたしましては、今回の事態については事前にあるていど予想していたことであり
 こちらから取材要望について断念したほうが良いのではないかという考えについてもありました。
 応援のため記事掲載はしたいものの、取材に関しては不利な条件が多くデメリットが勝ってしまいかねないように感ずるところもありました。
 それもこれも……ただただ、遺憾の極みです。
 今回は取材断念となってしまいましたが、みなさまに実態を知ってほしかったですし
 また少しでも eye's や STUDIO-KISS にご興味をもっていただけたらと思い
 非常に心苦しく迷っていましたが、今回のお知らせについて掲載させていただきました。
 関係者一同ならびに読者のみなさまには、大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
 今度ともよろしくお願い申し上げます。