ラーメン二朗普通盛野菜増し地獄

あるラーメン通の親父さんからおすすめしていただいていて
ネットでも評判の高い「ラーメン二朗」へ行ってきました。
あんなにマズイものを口にしたのは、生まれてはじめてです。
いくらお金出されても、もう二度と食べたくありません。


ラーメン二朗の何がマズイかというと…
鬱、見るからに嫌です。
名前、しゃれっ気なすぎ。
次に色、黄色どうにかならないの。
あと世界、もう見てらんないですよ。
店構えさえ、いかにも汚ならしすぎです。
自動券売機は、ご怠慢にもほどがあります。
セルフサービス、水すら出さず、お客さんが来ても挨拶なしで知らん顔です。
店員の態度が悪い、足をひきずって歩いたり、わざとだるそうに椅子を直します。
テーブルがべたべた、店内不衛生で清掃されておらず机はひどくベタついています。
客層はロクでなしのみ、なんか前歯がシンナーでも吸ったのか抜け落ちてたりします。
ラーメンが極めてマズい、味も量もバランスが最悪で、食べれば食べるほど嫌になります。


やはり私のような紳士が行くべきところではありませんでした。
どうりでエグゼクティブ不在なわけで、口にあわないはずです。
土木作業員だか、どこの馬の骨だとも知れない輩だから、アレをうまいなどと戯けたことがいえるわけです。
人生ではじめて、残しました。
出されたものは、すべて喰らう主義でこれまで残したことなんてありません、ちょっとしか。
だからこそ、今回も涙を飲んで完食に挑みましたが、カラダが拒絶反応をしたとです。


もしできるなら、ラーメン二朗の
おいしいと思うところを説明してほしいです。
なんかもう、ラーメン自体が嫌いになりそうです。
キモチワルイです。


こんなことなら、立ち寄ったフォーシーズンホテル椿山荘で
そのままディナーでもいただいておけばよかったですorz


いままでそうしてきたように
これからも、外で食事をする際には
3000円以下のものは口にするのやめます。
夢の中くらいは。


念の為書いておきますが、怒ってません。



さて、ここまでひっぱっておいて
肝心のラーメンですが、まず麺は2種類、麺硬と、麺軟から選ぶことができます。
どちらがいいかは、食券を店員の方に渡す際にこちらから言う必要があります。
トッピングはうれしい無料となっていて4種類、
野菜増し(キャベツ乗せ)、ニンニク(スタミナ)、油増し(こってり)、醤油(辛口)の中から
好きなものを組み合わせでき、強者であればすべてをプラスが可能となっていました。
ラーメン自体の価格は普通盛で600円からとなっていました。
なお、トッピングに関しては麺が茹であがった時点で店員の方から
何を選ぶか聞いていただけるようです。


今回は普通盛りに、野菜増しを注文させていただきました。
これでもかっとばかりにキャベツの千切りがラーメンに乗った様は圧巻です。
キャベツを食べてみた印象では特に可もなく不可もなくといったもので、いたって普通でした。
食べ終わると、いよいよ普通盛りが姿をあらわします。


普通盛は太麺と、チャーシュー2まい、もやし、茶色いスープによる構成です。
まずはスープをれんげを使って飲んでみると、おいしいです。
これまで少ないながら食べてきたラーメンのスープの中でも
群を抜くものであるようで、やわらかで豊かな味わいが口内に広がり
思わず舌ずつみをしてしまうほどです。
ただ、おいしいとはいえ、天下一品のこってりや
味噌一の味噌ラーメン、今はなき醍醐麺などの、
とろみのある濃厚なスープが好きな、
私の好みとはあまりにもかけはなれています。
ラーメン通の親父さんからは、こってり系でのおすすめとして
ラーメン二朗を教えていただきましたが
こってりの基準が違っていたようです。
こってりといわず、とろみがあるものというように
はっきりとしたラーメン用語としてではなく、
曖昧な表現の言葉として、伝えるべきだったかもしれません。
次にチャーシューですが、こちらも柔らかすぎず硬すぎずで、うまいです。
とても自然な味わいで、素直に食べることに喜びを感じさせてくれます。
ただ、これも好みをいうと、口にいれたとたんにとろけるような
チャーシューが好きなため、おいしいとはいえ、好みではありませんでした。
とはいえ、ここまでは、かなり好印象を受けました。


そして、肝心の麺ですが、これがマズいのです。
注文時に特に硬さを指定しなかったのですが
どうやら食感からして硬麺のようです。
ずっしりした歯ごたえは、かなりボリュームがありますが
どうにもそれからは、粉っぽさや、生臭いような
不自然な食感がしました。
こしがあるというのではなく、歯切れが悪い感じです。
しかも、心憎い気遣いか、ありがたいことに気配りをいただいたようで、
麺の量がすごいです。
硬い太麺なので、そう感じるだけかもしれませんけれど
食べ進めていくと、そのボリュームゆえにしつこさがあり
また最初の頃はおいしく感じていたスープでさえも
舌が慣れてくると、だんだんと一口目とはかけ離れていくようです。
そうこうしていくうちに、麺はのびきってしまい
スープもぬるまり、どろんとした状態となっていきました。


第一印象がとても良く、チャーシューなどのうまみも絶品であるがゆえに
麺の印象の悪さが際立ってしまったように思います。
もし、万が一にも再度来店する機会があった際には
麺軟指定で、できれば細麺にしてほしいとお願いしたいです。
そうしてみると、また違ったラーメン二朗と出会えるかもしれません。


今回は、非常に残念でした。


それから、ご参考にしていただければと思いますが…
僕が飲食店に求めているものは、味ではなく満足です。
おもてなしを受けたいがために外食しているのであって
サービス精神がないお店については、徹底的に批判的です。
これだけフランチャイズやチェーンなどによって
単一ではなく複数店舗を展開するのがあたりまえとなっている
今だからこそ、店舗による違い、いや一社としてではなく
業界全体的に、味のレベルは、一定水準をこえていて
どのお店のどの支店でも、それほど違いなくおいしさに巡りあえます。
もちろん高級店とB級グルメであったり、ランクやジャンルそのものによる
違いというものはありますし、セルフサービスは合理的です。
だからこそ、今求められているのはマンパワーではないでしょうか。
お店のシステムは一度経験すれば理解できます。
しかし、接するのは人同士であって機械ではありません。
心までシステマテックになるのではなく、心意気にふれさせてはいただけないでしょうか。
店員さんの気遣い、言葉遣い、接客態度、それによって他にはないバリューがうまれるはずです。
味なんてものは、たしかに満足の目的ではありますけれど
じつは構成要素の一因であって、お店の居心地に比べたら二の次です。
どんなにおいしいものでも、環境によってはとたんにマズくなります。
だからあなたとは、もう飯も一緒に食べたくないわけです。
(店員の)声聞くだけでむかつく、異が。
もう(店員の)顔も見たくもない。


もう一度書きますが、途中で残したの、生まれてはじめてですよ。
こんな不快な思い、これまでしたことありません。
途中で席をたったので、危うくすると食い逃げになるところでした。
自動券売機で先払いでよかったですね。
店員の方も僕が、苦しさのあまり険しい必至の形相だったことは見ていたはずです。
普通、セルフサービスでも水もってくるとか、声かけるところだよ。
そうすれば、ピンピンチを救ってくれた私のハートを虜にするチャンスだったかもしれないのに、もったいない。


ラーメン二朗にではないですが、一度ある飲食店で
店員の方とサービスに関してもめたことがあり
私はこう言ったことがあります。


「私は、この店に飯なんか食いに食いにきたんじゃない。
 満足を得るために来たのです。
 あなたがた金を受け取る側が
 なぜ食っていけるかおわかりになりますか。
 いま、私が食べているからでしょう」


対価を支払うことや、サービスを受けること、この場合で言うと
ラーメンを食べるということは、そのお店の暗黙の使用許諾書に同意し
完食とは賛同した印であるということだと思います。
物は人の考えが具現化したものです、食べ物には愛情がはいっていてほしいです。


ラーメン二朗へはくわえて言及したいのが
自動券売機のうえに箱詰めされた武富士ティッシュの存在です。
ラーメンなど熱いものを食べると汗をかきますし
鼻水がでますし、食後には口元をふいておきたいです。
そう考えられるお客さんは多いことでしょうから
ハンカチすら持っていない低脳なDQN諸氏は
ティシュを箱からとることになります。
私もとったさ、ああ、とったさ。
こういう礼儀、挨拶、マナーのなっていないお店の客層は
お店の雰囲気や格式に依存して振舞う傾向があります。
ティッシュ一枚だけ使って、ゴミ箱へポイしている方を何人も見ました。
それをさせているのは悪しき店の風習です。
許せません。


ラーメン二朗がおすすめなどといっている方は
一度サービス業としてのラーメン二朗というものと
ご自身について改めてお考えいただきたいです。
何がラーメン通の親父だ。
カップラーメンでも食べてたほうがマシです。
コンシェルジュに聞いたほうが、よっぽど良いとこ教えてくれましたよ。
バーでラーメン食べてきたさ。
最低です、本当に最悪ですよ。
どうか、よろしくお願いします。


最後に一言。
ラーメン二朗、客をなめるのもたいがいにしる!