はじめは週末断食から

 肉体的な面では、健康そのもので、風邪は年に一度ひくかどうか
 といったところですが、それに比べ精神的な面をみると
 あまりにも弱いところがあります。
 すぐ落ち込みますし、落ち込みっぱなしです。
 やる気というものが、実感できないのです。
 不食というのは、永久断食に該当する概念からとった造語とされています。
 断食というと、ブラックなイメージがあるため使うのを躊躇しますが
 新しい概念として受け入れるために、不食という言葉は都合がよいです。
 ただ、これまでの生活は食べることがあたりまえと化していたために
 ずぐに不食の実践をおこなうには抵抗がありますし
 現在のところ、知識的な面もまったくもちあわせていません。
 体験者の実例から、どのようなリスキーな出来事と遭遇するのかや
 それを乗り越える方法などは知っておくことができれば安心です。
 また、ダイエットであるとか宗教的なものとしてではなく
 断食療法としての不食を、導入時にはとりいれたい考えています。
 週末断食というものもあるようなので、初心者はまずそれを行って
 様子をみるのも良いと思います。
 週末断食では、金曜日〜日曜日を期間としますが
 まったく食べない日というのは土曜日だけで、
 金曜日は軽減食、日曜日は復食を行うというもので
 平日に関しては通常どおりの食事をとります。
 普段の生活に支障をきたさず、急な変化による混乱をふせげるため
 効果的な不食生活を取り入れることが可能でしょう。
 不食による狙いは、再生です。
 事が事なので、やりかたを間違えれば身体を壊してしまいかねませんし
 中途半端な気持なら、死にます。
 とはいっても、体験者の Blog などを読むと
 一ヶ月不食しても餓死に至らなかったりするそうで、
 脆いようでも、人間の肉体は簡単には死滅しません。
 また、体験者の Blog では、まったく飲まず食わずというよりも
 微食というように、何かしら摂取していたり
 つきあいで食べにいくこともあったりと、不食といいつつ食べてるやん!
 と、ツッコミたくなる衝動にかられることもあったりなかったりします。
 ということで、せっかくなのでデパートの食品売り場の試食品程度は
 食べてみようかなっと思ってみたりしています。
 不食から復食に移行し、通常に戻った時には
 腸内ばかりでなく味覚も回復しているため
 食べ物がよりいっそう美味しく感じられ、栄養が身体にしみこむような感覚があるとされています。
 それを思うと、復食後に食べ放題をするのが楽しみで、すでにヨダレがでてきています。
 不食期間中に、食べるとはどういうことなのかや
 私がデブヲタであることについてであることなど
 考えるためのきっかけづくりとなれば、それはそれで面白いかもしれません。
 飽食の時代とはいえど、世界的には餓死してしまう子供だっているんです。
 デブヲタやっていて、本当によいのでしょうか。
 過度なダイエットで細すぎてしまう女性をみるのをみるのも厳しいですが
 過度な間食のあまり、お腹に贅肉たっぷりなモデルさんなんて、もう見てらんない。
 啓発本を読むのが好きで、きょうも一冊詩集テイストなものを読んできました。
 最近になって続いた点として、努力によって自分を磨いていこうというものから
 努力とは無関係にもともと自分の中に輝ける部分があるのだから、
 そこをみつけることのほうが大事という内容の励まし本が多くなっている気がします。
 たしかに落ち込んでいる時には励ましてもらいたいものですけれど
 根拠のない自信をつけさせても、中身がともなっていなくてスカスカです、頭スポンジな私みたいです。
 たまたま手にとる本がそうなだけだとは思いますが
 ダイヤは磨いて美しくなるのに、原石の状態でもってこられてどうですかと聞かれても
 私のような見る目のない素人には石ころとしか感じられません。
 石ころなりの美しさもありますし、煌びやかなものだけが美しいとは限りません。
 ただ、今のこんな状況、ハングリー精神みたいなものがすっかりぬけきっていて
 行き当たりばったりで、毎日をなんとなく無駄に過ごすばかりで
 生きる努力が欠如してしまっている自分がいることに気づかされます。
 新しい何かをはじめることで、何かを感じ取っていくことができれば
 変わることができるかもしれません。
 たまたま、不食という新しい概念を知り、今回適当だったということですが
 食べ放題をもっとおいしく感じたいというのを表立った目的として
 付随するいろいろなことを学び、そして成していけるようになりたいものです。
 ハムハム〜。