耐久テスト

 朝 9 時〜夜 23 時までの、怒涛の耐久テスト〜なのですよー。
 受けるほうも、教えるほうも大変な感じ〜。
 しかも 3 度のテストをひとつでも落とすと即失格という
 非常にやな感じ〜でした。
 まあ、筆記テスト自体は当然 1 位キープでしたけれど
 問題は明日の実施が不得意分野なので泣きそうです、というか泣いちゃいましたよ。
 もし失格の烙印を押されたら退室する際に「ウワァァァン、モウコネーヨ」と言ってやろうと心に決めていました。
 一緒にテストを受けたおにゃのこの方と、お昼とかご一緒したり休憩の時に
 外に行く時に傘にいれてくれて、ときめき体験でした。
 「あ、あの、あのその、えーと、今年にはいってからですねー、じょじょ、女性と一度も話ししたことないんですけどぉほ〜……」
 「まあ、そうなんですか。じゃ、いっぱいお話ししましょうね」
 だなんてキモがらずに相手をしてくれてうれしかったです、ネタにマジレスかわイイ。
 ……つーか、惚れられた ?
 絶対僕に惚れただろ、そうだ、そうに違いない、ああ、いけませぬ〜。
 いくらイージーライダーでさわやか系にイメージチェンジしたからといって
 だめだよ、ほら、僕って童貞じゃないですか。
 彼女いない暦すなわち年齢というか〜。
 女性に対してまるっきり免疫ないわけで、彼女に立候補とかされても
 どうしていいかわからなくて困るですよー。
 ファーストキスの時に「キスって、もっとぽーとした感じなのかと思ってた」とか
 少女まんが見すぎな婦女子から言われたりしたら、心が張り裂けそうになるよ。
 と、とりあえず、デートはいつも夜景鑑賞か秋葉原巡りでもいいのかな〜。
 面とむかって会話するのって恥ずかしいから、コスプレ喫茶ではお互いノーパソを出して
 目の前に相手がいるのに黙々とチャットするとか〜……
 ゴスロリとか着てくんないとやだし〜。
 究極の何かを持っている人がいいんですよー。
 人として尊敬したいし、尊重しあえるような、精神的な結びつきの強さがほしいです。
 むしろプラトニックな関係のほうが、中学生の恋愛ぽくて萌えです。
 いや、僕がいくじなしなだけというか、操を捧げるが嫌なだけなんですけど。
 妄想は童貞力がパワーの源だったりするわけです。
 知らないからこそ、知りたくもなるし、想像しまくるわけです。
 ああ、でも僕だけ試験に落ちて、彼女だけ受かっちゃったとかいったらあらやだ。
 なんか帰る方向が一緒らしいので、駅までまた傘にいれてくれて
 電車の中でもちょっとお話しできそうです。
 でも、本当はどうせ顔で笑って心でキモがってるんでしょうね。
 ……って、あれ、何の話しでしたっけ ?