■
星は何でも知っている。
きのうあのこが泣いていた事も。
星、自ら光を発して輝くもの。
星は瞬く、何かを話しかけるかのように。
星のささやき、つぶやき。
幾百光年、幾千光年、遠い記憶、時を越えた言葉たち。
なぜ人は星空をみあげるのだろう。
星はどこから来て、どこへ行くのだろう。
古より続く生命の螺旋。
幾億という時、計り知れない出来事。
ひとつでも欠けていたら、僕達は存在しえなかった。
それを思えば、生きることがこんなにも喜ばしい。
自分が愛しくなる。
あなたが愛しくなる。
僕達はきっと同じ古里をみている。
そこに郷愁を感じる。
星屑から生まれた僕達。
星さえも集まれば星団になる。
星は教えてくれる。
ひとりではないと、いつも知っている。
千夜一夜、瞬く星の下、僕達は生きる。
……えーと。
9 月 19 日(日)にかながわサイエンスパークで
公開されるメガスターI を一緒に見に行きませんか ?
というお話しだったのさ。