メガスターIIコスモス「新しい眺め」
日本科学未来館へ到着したのは 9 時 30 分ごろでしたが
すでに列がのびていました。
7 月 11 日の公開からしばらくたった今でもまだ
メガスターに人気が集中しているようです。
なんとか入手できた整理券の番号をみると 91 番でした。
ドームシアターガイアは 112 席しかないので、ぎりぎりぎみでした。
投影は 10 時 30 分からの回と 16 時からの 2 回あり
今回は 10 時 30 分からのものになりました。
10 時 30 分の回のほうは予約満席になり、16 時の回も若干開きがある程度のようでした。
入館後、6 階のドームシアターガイアへと向かいます。
ドームシアターガイアはプラネタリウムのドームが頭上ではなく前方にあり
前のほうの席と後ろのほうの席では、高さがまるっきり違います。
なるべく後ろの高い位置にある席に座ったほうが見やすそうです。
メガスターIIコスモス本体は青いボディをしていて
そのまわりに衛星のように各惑星投影機とプロジェクターが配置されていました。
「新しい眺め」は街頭の声からはじまり、雲に覆われたお台場からお話しがはじまります。
はじめのほうは星の少ない場所でした。
瞬きする星があり、さっそくコスモスであることをアピールしているようでした。
天の川銀河がその姿をあらわすと
まるでそれまでしぼられていた出力がアップされたかのように
圧倒的な数の星たちの姿が眼前にあらわれました。
すでにメガスターIIフェニックスを何度も見てきたので
コスモスをみても驚きはありませんでしたが
フェニックスとコスモスでは感じ方が違うように思いました。
今回の投影では惑星投影機は使用されなかったようです。
小惑星が迫ってくる(というよりも、自分達が小惑星帯をつきぬけていく)演出などがあったり、
最新の観測データに基づく銀河や、宇宙の姿を見ることができました。
ただ、川崎市青少年科学館と比べるとドームの大きさが小さく
奥行きや広がりは小さくなってしまうのはしかたないところでした。
日本科学未来館と川崎市青少年科学館には、それぞれ良さがあるので
興味のある方は両方ご覧になられると良いと思います。
個人的にはコスモスは男性的で無機質なイメージ、フェニックスは女性的で人間的な感じがすると思います。
そのうち、ソニー・サイエンスエクスプローラーのスタープロジェクターも
見に行ってみたいと思いました。