都庁にちょっと用事があったので
 せっかくなので展望室へ行こうと思ったところ
 警備員の方に荷物チェックをお願いされました。
 ヲタは荷物が多いので、さまざまなものがいっぱいでてきます。
 PDA がとりあえず 3 台、ノートパソコン、アイディアノートとペン、名刺入れ、PC カードアダプタ、鏡とくし、メガネ拭き、地図、ハンディガイド、目薬、香水、パウダースプレー、ティッシュに、マイ箸、仕事用資料と、私事資料、三脚、カメラっぽいもの、ポケットラジオ、ヘッドフォン、MD、携帯飲料、タオル……
 かなり怪しく見えたみたいです。
 エレベーターで 47 階にあがると博品館のグッズ売店の照明が
 けっこう窓ガラスにあたっていて近づいて自分の影でも
 つくらないと外がよくみえなくなっていて
 明るくするのは一般の人には親切だけど
 僕たちにとっては暗い照明のほうがうれしいものです。
 黒人の方がピアノの生演奏をされていましたが
 きょうはビートルズの曲が中心でした。
 音楽大学生っぽい人が熱心に演奏者のことをみていて
 時々うなずいてみたりしていて
 演奏者も彼をみてみたり……
 見知らぬふたりの間にも音楽によって
 言葉にはできない何かを共有していたのではないかと思いました。
 沢山の光がちりばめられた夜景、そのひとつひとつの光の下に
 どうか幸せがありますように。