DoGA 第 16 回 CG アニメコンテストに行ってきました。
 友達いないので、PocketPC FAN GIRL になぜか出動指令をだして
 行ってきたですよ〜。
 公私混同というか私利私欲丸出しですが、来てくれてありがとうなのだ。
 水谷百花くん、emi くん、君達はかわいい人たちなのだ、まるで僕のように。



 さて、今回はじめて CG アニメコンテストを見に行ったのですが
 非常に面白かったです。
 僕もジャンルは違えど PocketPC FAN GIRL を企画している身としては
 数々の動画作品から触発されたり、作家の方の言葉はすごく興味部かかったです。


 石川プロは「びんちょうタン」 の予告編を流していたりして、作家市ではお話させていただいたり、お写真撮らせていただいたり、「どっちもメイド」のポストカードをいただいたり、すごく素敵でした。
 「どっちもメイド」は今のところ 4 話までは構想があるようです。
 主題歌は今後のストーリー展開と関連しているようですよ。


 新海誠さんが近状報告で壇上にあがったのを見たときには
 意外と小柄な方で驚きました。
 新海誠さんも「はるのあしおと」のオープニングムービーをひっさげて登場していましたが
 新海誠さんらしく、線路の背景は「雲の向こう、約束の場所」みたいで
 なんだかうれしい気持ちでした。


 ロマノフ比嘉さんは、サイトの似顔絵が面白いのですが
 ご本人もとても楽しい方で、なんだか好きになりました。


 どれもこれもすごい良い作品でひとつひとつ感想をかきたいですが
 とりあえずまずは、ピックアップ版をお届けします。


 渡村耕資さんの「影遊び」、影しか歩けない異星人のお話でした。
 ナンセンスな感じに会場から笑いが聞こえてきました。


 須藤悠「Lights」、一発モノギャグですが面白かったです。
 今回導入された「拍手くん XP」による会場からの拍手の音量による
 投票数も多く emi さんもお気に入りのようでした。


 いつしづかあつこさんの「CREMONA」、バイオリンの音色とアートな雰囲気ただようビジュアルが好きでした。
 主人公はあがりしょうみたいで、電話にもでられないような人でしたが
 街を旅立つ女性にバイオリンの演奏をプレゼントしたのが印象的でした。
 彼女の心には、何が残ったのでしょうか。
 いしづかさんは、この春マッド・ハウスにご入社されたようで、おめでとうございます。


 橋川TAN さんの「百合と一郎」は、泣きました。
 鏡をつかった通信シーンや、人の思いやりの温かさや
 純粋さが素敵で、ストーリーは一番良かったと思います。


 岸本慎太郎さんの「tough guy!」は、カマキリのアクションです。
 なんだか妙に人間くさい動きをするカマキリ、蝶を追いかけて
 ハイスピードで移動する様子や、デジカメに映った蝶につっこむ様や
 ラストの立ち尽くす人なんかは、もうたまりませんでした。


 栗栖直也さんの「文使」は、平安ロマンでした。
 文化という面、映像美、技術的要素をみても
 火の打ち所がない、正真証明の傑作でした。
 なんだか、不思議とやさしさに包まれた作品で
 大切なことを大事に守っていきたいと思わせてくれました。
 グランプリで良かったんじゃないかと思いますが
 なぜか入賞どまりだったようです。
 グランプリだせばいいのに。



 それから、ダークサイドコーナー(?)はすごかったです、勇者ラディン……ごにょごにょ、これ以上はヤバすぎて語れません。


 受賞者のみなさま、大変おめでとうございます。
 数多くの CG アニメクリエイターを世に送り出してきた
 DoGA 代表のかまたゆたかさんに敬意を表します。



 大阪会場では、石川プロが壇上にあがって表彰をうけるようなので
 ぜひ行ける方は見に行ってくださいませ。