基本スペック

 イージライダーのことを検索しても Google はおろか、
 Panasonic のサイトでもまったくでてきません。
 ユーザーレビューなんかが読めないかと期待したのですが
 なにもなかったようなので、しかたないので自分でやります。
 きょうはスペック表を晒してみましょう。



 車名:EASY RIDER (ALUMINIUM FRAME)
 メーカー:Panasonic (ナショナル自転車工業株式会社)
 車種:クロスバイク
 品番:B-PRTA240
 フレームサイズ:400 mm
 全長:1,765 mm
 ハンドル高さ: 965 mm 〜 1,000 mm
 サドル高さ:810 mm 〜 900 mm
 フレーム形状:ダイヤモンド型
 ハンドルバー:オールランダー
 変速機:外装 18 段グリップ式(前 3 段 / 後 6 段)
 前ホーク:ノーマルホーク
 ブレーキ:V ブレーキ
 鍵:ワイヤ鍵(ダイヤル式)
 スタンド:1 本スタンド
 リム:700 C 36 H
 タイヤバルブ:英式
 タイヤ(前・後):700 × 38 C W0
 乗車適応身長:143 cm 以上
 質量:13.7 kg



 となっています。
 鍵については、じつはついていないので自分で用意する必要があります。
 乗員体重は 65 kg で基本設定されているので、それより体重の思い方が常用されると、消耗度合いや劣化度合いが大きくなってしまうようです。
 ちなみに僕の身長は 159 cm、体重は 54 kg なので
 イージーライダーへの適合性はパスしているようです。
 タイヤに関してはシティサイクルでいうところの 27 インチ程度のサイズです。
 ハンドルのオールランダーというのは、いわゆるフラットタイプのもので、横一直線です。
 ロードバイクのようなドロップハンドルが積まれるよりも、クロスバイクのハンドルはフラットなものが多いようです。
 もともとクロスバイクロードバイクMTB の良いところを組み合わせたものとなっていて、サスペンションがついていたりするものなのですが、イージーライダーはサスペンションなしとなっています。
 スタンドは特徴的で、一般のシティサイクルに搭載されているものよりも、かなり信頼性の高いものになっていて、転倒の心配は若干少なくなっていると思います。
 あらかじめドロ避けがついているのも、雨天時などはありがたいです。
 イージーライダーはどちらかというと、本格的なクロスバイクというよりもシティサイクルを一歩スポーツ仕様にしたような雰囲気があります。
 ミヤタ製の SJ クロスという製品の場合は前カゴをつけて 7 段変速でクロスバイクとうたっていますが、シティサイクルそのものです。
 イージライダーの場合は前カゴのないシティサイクルに 18 段ギアを積んだというような感じがします。
 アルミ製のボディを使うことで質量 13.7 kg に抑えられていたり、サドルはスポーツ用で、ハンドル位置が低めになっていたり、シティサイクルよりも若干前傾姿勢で乗ることができるので、用途そのものがかわってきます。
 スポーツ仕様車への入門モデルとしては良いと思われます。
 さらに先を極めたくなった場合にはロードバイクMTB などが待っています。
 18 段変速ギアの性能は、24 段タイプのものと比べると 6 段差があります。
 実際には前 3 段はかわらず、後に一段の差があるといったものです。
 それとなく性能を抑えることで値段を引き下げたモデルとなっていますが、シティサイクルとはカテゴリーが明らかに違っていて性能そのものに違いがあります。
 これが実売 2 万円で買えるというのだから、驚きです。