Pocket LOOX FLX2H-B と iPAQ h1920 の両方を持ち運んで
 使ってみました。
 Pocket LOOX にはジョグダイアルのようなものもついていますし
 CF と SD の 2 スロットもあります。
 iPAQ h1920 にはそれらはありません。
 CPU クロックも半分で PocketMVP や wodeon で動画を見るには
 厳しかったりしますが、僕は iPAQ h1920 が好きです。
 Pocket LOOX にも japanist という比類なき魅力がありますが
 手の小さい僕には、iPAQ h1920 の小ささや丸みを帯びたフォルムによる持ちやすさが、とてもしっくりくるのです。
  相性の良い女性の胸と、男性の手というのはジャストフィットするというような話をどこかで聞いたようなことを、今思いつきましたが、やはり僕には貧ぬーが……って、3 日続けて胸の話ですな。


 普段は Pocket PC で動画は見ないほうなのですが
 今回はいろいろソフトをいれてみるついでに試してみました。
 パソコンの中のビデオファイルいろいろ試してみましたが
 PocketMVP では再生できないのに
 wodeon では再生できたりするものがあったりしました。
 「絶対無双麻雀マン」は問題なく再生できましたが
 「空の向こう、約束の場所」は wodeon で
 Video Rate を Low にしないとオーバーフローしてしまいました。
 Pocket LOOXiPAQ h1920 ではクロックの差があるので
 前者のほうが滑らかに再生できます。
 ただ、液晶自体は iPAQ h1920 のほうが綺麗なので
 動画を見る場合はできることなら iPAQ h1920 で見たいです。


 音声の録音に関してですが、iPAQ h1920 では
 サンプリングレートを 44 kHz にしても
 まったく問題なく録音できるのに対して
 Pocket LOOX に関しては 22 kHz でも
 音トビしてしまって、11 kHz 以下でないと厳しいです。
 iPAQ h1920 にはマイクオートゲインコントロール機能と
 3 段階でマイクのゲイン調整ができるのため
 ボイスレコーダーとしても重宝します。


 ハードウェアボタンの配置は一見 Pocket LOOX のほうが
 ゲーム向きだと思っていましたが
 「えここ de ふぁいと」をプレイしてみると
 思いのほか操作しづらい配置でした。
 なおかつボタン同時押しに対応していません。
 iPAQ h1920 ではすごく操作しやすくプレイできました。


 どうにか iPAQ h1920 で japanist が使えれば良いのですが
 さすがにそれは無理なことなので ATOK を購入すると
 僕にとっては良いのかもしれません。