[msmobile.com]CeBIT 2004 news: comparative photo review of ASUS MyPal A730 and Toshiba e800 - 2 Pocket PC devices with VGA resoultion (640x480) display
http://msmobiles.com/news.php/2350.html


 ASUA MyPal A760 は、h1900 シリーズに似ている感じがします。
 前面のフォルム、ボタン配置、カーソルキーの中央には独立したボタンも備えています。
 いっぽう裏面は h1900 とはうってかわって、130 万画素の CMOS 式デジカメを搭載、バッテリーケースは裏面丸ごとという大胆さは ASUA らしさが際立っているようです。
 「Ozone」は PocketPC 2003 の開発コードネームですが、スペックには「Pocket PC 2003 with Ozone Update」となっているので、Windows Mobile 2003 SE であるといえるでしょう。
 画面は 3.7 インチのものをを使用していると書かれているので、iPAQ h3000 や h5000 シリーズのサイズです。
 「Intel Next Generation CPU」の記述はいわゆる 530 MHz 版 XScale のことを指しているようです。
 XScale にはかねてより Wireless MMX 機能(SSE の PDA 版)や CentrinoPDA 版ともいうべき無線機能や省電力機能の取り組みがあるもようですが、A760 のものは単純にクロックアップされたものになるのでしょうか。
 PXA250 から PXA255 への移行はバグ修正とバス幅の拡張があり 200 MHz となっていますが、新 CPU のクロックよりバス幅を 400 MHz くらいに広げたほうがより好ましいです。
 そういえば既存の CPU にも SIMD 命令がのっかているようですが、使われたことってあるのでしょうか ?
 Windows Mobile 2003 SE の VGA 対応や、新 CPU 、ASUA 独自のテクノロジーが凝縮された新技術の宝庫となる A760 、Pocket PC の将来の姿をいち早く見せてくれるのかもしれません。
 そういえば、前から ASUA が国内市場に参加するといわれてきました、Dell も参入したことですし、ASUA にはぜひ A760 をもって国内 PDA 市場へ挑んできていただきたいものです。