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Pocket LOOX を使っていると「それは何ですか ?」ときかれることがあります。
そういう場合には「パソコンです」と答えることにしています。
きょうもまたきかれて答えると「携帯電話の大きなものかと思った」と言われました。
まぁ、音声通話に弱いものの、携帯電話みたいなものだというのも間違えではないのですが……
僕は Windows Mobile の搭載されたスマートフォンの日本での登場を心待ちにしているほうです。
Pocket PC はスタイラスというペン状のものを使って操作するため、メモをとるのには都合が良いです。
携帯電話よりも素早く入力することができるますし、パソコンのデータを持ち運べる点など、とても重宝しています。
Pocket PC は、どんどん使いやすくなっているものの、進化はとまっている状態です。
新しい CPU の登場はまだ先になりそうです。インテルの XScale 以外でもサムソンの ARM 互換 CPU が登場するなどしましたが、高速なものでは 400 MHz で落ち着いています。
OS の CPU 最適化やメーカーごとのチューニングなどで、機種間の速度的な違いはみることができます。
ただ、実際のところどんぐりの背比べのように感じてしまいます。
Pocket PC を僕が使っているのは、それ自体が好きだという部分が大きいのですが、電車の中で使ったりするのは気恥ずかしい感じがします。
携帯電話のかたちや小ささだったら、それほど目立たず使えるのに、と思うことがあります。
まさしくそれを叶えてくれるのがスマートフォンです。
携帯電話に Pocket PC と 90 % 同等の Windows Mobile が乗っていれば、これまでの Pocket PC を使ってきたノウハウがそのまま流用できる可能性があります。
さすがにスタイラスでの操作ではなく、ボタン操作となるでしょうから、メモをとったりするに不向きで、ビューワーとして利用することになると思います。
携帯電話は進化がめまぐるしく、PDA に迫っている部分や追い越している部分さえあります。
それならば、普通の携帯電話を使えばそれでもよさそうですが、僕が Windows Mobile 搭載を願うのは、自由度の高さと快適さを求めるからです。
もしスマートフォンを持った時に、Pocket PC は持ち運ばなくなるかといえば実際にそうなってみないことにはわかりませんが……
きっと僕は両方をそれぞれ使い分けるのではないかと思います。
来年にはきっとスマートフォンが日本にも上陸することでしょう。
マイクロソフトはすでに各キャリアにスマートフォンの売り込みをしているようです。
展示会に行くたびに説明員の方からそう案内をうけます。
実際にスマートフォンの登場には、ライセンス料の問題があったり、信頼性の問題があったり、他にも諸問題があることだとは思います。
なかなか日本に上陸しないスマートフォンですが、これは携帯電話型 PDA になるのでしょうか。
逆に PDA 型携帯電話といったような、Pocket PC Phone Edition もあります。
ただでさえ電池がもたない PDA に電話機能を持たせても、どうなのだろうかと思います。
僕としてはスマートフォンが使いたいです。