僕は、僕を必要としてくれる誰かのために生きています。
必要とされるなら、全力をもって親身に接する努力をしたいと思っています。
それができているかどうかはわかりませんが、そうしてきたつもりです。
では、僕は僕にとって必要なのでしょうか ?
僕は僕自身であるため、切っても切り離せないものです。
だけど、僕にとって僕は必要のない存在だと思っていました。
ところが、どうやら僕は僕に必要とされたいようです。
必要としてくれる誰かのために強く生きようと決めていましたが
もしかしたら、それは僕が必要のない存在で
誰かに必要とされないと生きていけないという弱さの裏返しなのかもしれないのです。
護っているつもりが護られていたのかもしれません。
ありがとう、という言葉をのせたその心の暖かさに。
僕は、僕を必要としてくれる誰かのために生きています。